FXの長期トレードでのリスク
長期保有のトレードは、外貨建て預金をしているような感覚で取り組むことができますので、気軽に挑戦する人が多いだ。
はじめにポジションを取ったときのレートより、円高が進んでしまう(たとえば1 ドル=100 円のときにポジションをとり、1 年後に1ドル=80 円まで円高が進むなど)場合もあります。
しかし、気をつけなければいけないのは「円高が進む場合もある」ということだ。
注意を払っていない時期に強制ロスカットにあってしまうケースもあります。
FXは注文・決済のタイミングを自分で決められます。
普段の取引回数が多くなく、ポジションの決済に慣れていない人ほど、行動を先延ばしにしてしまいがちなので、よくよく注意を払っておきましょう。
長期トレードをする場合には「レバレッジを2 倍までしかかけない」ことでリスクを回避するとともに、その国の経済情勢・国情などにも注意を払っておくことが必要だ。
予想していなかった為替変動が起こった場合には、躊躇せずにポジションを手放し、損失を拡大しないように心がけましょう。
FXトレーダーの中には、長期間ポジションを保有し続け、スワップを受け取ることで利益を得ている人もいます。
このようなときには、スワップを受け取ったとしても、為替差損が大きくなっていますので、損失が出てしまうのだ。