FXで一発逆転の発想はダメ
「FXで一気に利益を上げたい!!」「今までの人生を逆転したい!!」などの期待を持つと、リスクの高すぎる投資方法を行っていかざるを得ません。
レバレッジ規制は、単なる「締め付け」ではなく、高すぎるレバレッジをかけて、大きな損失を出してしまう人を、これ以上、生み出さないための「投資家保護」の意味で行われた規制だ。
証拠金以上のお金を使うには「レバレッジ」という仕組みを利用することは、既に知られています。
ただ、レバレッジ規制が行われることになり、従来は可能だった400倍といったハイレバレッジは、かけられなくなります。
相場の値動きが予想した通りに動かなかった場合、その損失額は莫大なものとなります。
FXの人気が高まった理由として「預けた証拠金以上の金額を扱うことができる」「少額の資金で効率よく稼ぐことができる」などが挙げられます。
これは、中級者・ベテランとなってからも同じですが、そのレベルになったら「リスク回避」が体に染み込んでいますので、ことさら意識することがなくなるのだ。
もとは「てこの原理」という意味のレバレッジという言葉は「小さな力(資金)をかけるだけで、大きな仕事(大きな利益)が得られる」という原理をあらわしています。
特に初心者のうちは、メリットを得ることよりも、デメリットをよく理解し、大きな損失を被らないようにすることが、大事なのだ。