FX相場は「モンスター」
「勝ったのは幸運だったのかもしれない」と、控えめに受け止め、謙虚に相場に向き合うことを続けられた人が、勝ち残っていくのだ。
相場とは、このような「恐ろしさ」をはらんだものだ。
相場は「モンスター」と表現されることもあるほど、「大きなもの」だ。
このときには、学者や各国の要職にある人、銀行のトップクラスの人など、様々な立場の人が、なんとか危機を回避しようとしたのだ。
相場でたまたま「勝ち」が続いたときには、「思い上がってしまう」人もいますが、相場というのは「一人の存在」など、あっという間に押し流してしまいます。
FXをすると決めたなら、腹をくくって向き合う姿勢が大切だ。
「勝って兜の緒を締めよ」ということわざもあります。
しかしながら、相場の勢いがあまりにも強く、「モンスター」のように、誰にも止めることができないほどであったため、世界中の資金力を集めても、挽回することは、容易ではありませんでした。
記憶に新しいところでは、2008年の世界的な金融危機のことがあります。
ただ、「儲けたいが怖いから向き合いたくない」というのは、ワガママだ。
このような怖さを知ると、自分ひとりで向き合うことは「怖い」かもしれません。